今に満足せず、もっと上へ
品質管理、研究の仕事を経て、現在はリクライト製品の製造進捗管理と、製造工程の改善を担当しています。リクライト製品というのは、熱処理をする際に使用する構造物や処理物を入れる器などのセラミック高熱材料です。
製造進捗管理では、まず、はじめに製造する製品の量や納期に応じて、どの工程にどれくらいの時間と人員が必要なのかを洗いだし、しっかりとスケジュールを組んでから製造に取り掛かります。資材を発注する部署や製品を検査する部署などと連携しながら進めていくのですが、その際に生じるさまざまな調整業務やトラブルの対応なども重要な役割です。
製造工程の改善は、製造するうえでの無駄をなくし、生産性アップを図る仕事です。そのために製造の流れを自分の目でチェックしたり、関連するデータを確認したりする他、現場の担当者にヒアリングを行うことで、どの工程で手間や時間がかかっているのか、あるいは不具合が起こりやすいのかなどを明らかにして、解決策を検討します。そして、検証を重ねて有効性が認められれば導入へ。このように会社の製造を支える重要なポジションを担っています。